ワトキンス・レポート

ワトキンス・レポートは、1956年(昭和31年)8月8日にアメリカのラルフ・J・ワトキンス率いるワトキンス調査団が建設省に提出した、日本の道路事情についての報告書である。
「日本の道路は信じ難い程悪い。工業国にしてこれ程完全にその道路網を無視してきた国は日本の他にない。」
“The roads of Japan are incredibly bad. No other industrial nation has so completely neglected its highway system.”

戦後、この調査団の痛烈な日本の道路の劣悪さの指摘により、日本の高速道路計画が進んだ。中央道や東名高速などの原点はここから始まった。