道路辞典

コンクリートの変状

ひび割れ 外力、収縮、膨張などによりコンクリート表面に生じた亀裂や割れ目。 漏水 雨水などの侵入、排水装置の欠陥などで流出した状態。 エフロレッセンス 雨水が浸透し、石灰成分が表面に現れている状態。 剥離・浮き コンクリートの劣化、内部鋼材の腐食…

特殊吸水ポリマー

トンネル覆工との間に空洞などが発生すると、大きな崩落が発生します。空洞を充填する場合に、地下水の対策もしなければならない。それを解決させるのがポリマー充填材。以下wikipediaより抜粋。 多量に水を吸収する高分子のことで,吸水ポリマーともいう.…

現場打ちコンクリート工枠

急勾配地点の地滑りなどに対して施工される法枠工法。正方形のコンクリートブロックのような斜面が現場打ちコンクリート工枠。アンカー体を用いたグラウンドアンカー工の支承構造物としても使用されている。

法面植栽工(植生工)

法枠工は、プレキャストなどのコンクリート枠で格子状に補強する工法が用いられておりますが、浸食や風化防止のために斜面に草などの自然物を施す施術が植生工です。以下wikipedaの内容を引用。 法面緑化工は,法面に植物を繁茂させることで,法面の保護を図…

ポーラスアスファルト

アスファルトで舗装された道の中で、透水性と騒音低減性に優れたものをポーラスアスファルトという。舗装面は水をよく通すために粗く施されており、水捌けが良い。 一方、欠点は表面が粗いため、自動車の停車、発車、据え切りなどに弱く、骨材の飛散がひび割…

社会基盤

交通の範囲での社会的基盤とは、橋、道路、鉄道、空港、防波堤などの社会活動に対して役立つものを社会基盤という。または社会資本ともいう。 交通における社会資本は基本的に長期間にわたって機能が継続するものであり、公共性が高いものである。 交通社会…

農道

道路法において道路と認識されていない道路の例として、農道がある。道路法に道路と指定された道路が国土交通省の管轄で、指定されていない道路の一例として農道は農林水産省の管轄となっている。道路法における道路との目立った違いは、標識に現れる。下は…

点線国道

道路の幅員が1.5m未満の道路。国道指定を受けながらも車両通行が不可能な道路で、主に山岳地帯の峠付近に存する。

国道の定義

幹線道路網を構成する道路で、道路法に基づいているものを国道という。この道が国道であると指定されるには「一般国道の路線を指定する政令」で指定されなければならない。幹線道路網を構成するとはどういった内容であるのか以下wikipediaより抜粋する。 国…

厩坂道

奈良県橿原市付近の歴史地名。応神朝に,百済から貢上された馬を飼育した所。《日本書紀》応神3年10月条に,東の蝦夷を役して厩坂道を作ったこと,15年8月条に,百済王の遣わした阿直岐(あちき)に命じ,軽坂上(かるのさかのうえ)の厩で良馬2匹を飼育させ…

七道駅路

律令制下において、中央と地方諸国を結んだ7本の幹線道路東海道・東山道(とうさんどう)・北陸道・山陰道・山陽道・南海道・西海道(さいかいどう)を指す原型は大化前代に形成されていたが、天智・天武期(668~686年)頃に本格的な整備が進む 現在の高速…

魏志倭人伝・魏書東夷伝

土地は山険(けわ)しく、深林多く、道路は禽鹿(きんろく)の径(みち)の如(ごと)し。→土地は山険しく深林多く、道路は禽鹿の道の如し(現代語訳) 日本国の道路について、最初に確認できる最も古い記述である。この一節は、対馬に上陸した魏使による記述であ利…

ワトキンス・レポート

ワトキンス・レポートは、1956年(昭和31年)8月8日にアメリカのラルフ・J・ワトキンス率いるワトキンス調査団が建設省に提出した、日本の道路事情についての報告書である。「日本の道路は信じ難い程悪い。工業国にしてこれ程完全にその道路網を無視してきた…

アメリカ対日援助見送り資金

第2次大戦後,アメリカの対日援助について,それに見合う円換算額を他の財政資金とは別に積み立て,経済の再建,通貨の安定を図るために運用した特別会計。 1948年に連合国軍総司令官の日本政府に対する覚書による、日本の道路及び街路網の維持修繕五カ年計…

道路元標

道路の起点、終点、経過地を標示するための標示物。 旧道路法(1919)により各市町村に1個設置することとされ、その位置は知事が定めるものとしていた。 ただ、東京市については日本橋の中央と定められていた(日本国道路元標)。 国内初の道路元標は、明治…